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【カランコエの育て方】 切り戻し(剪定)・挿し木のタイミングは?

2018/11/01


管理人が「リクガメのロンT&パーカー作ってみた!」

カランコエの切り戻し(剪定の仕方)についての記事です。切るのって抵抗があるけど、必ず切らなきゃ育たないのかな?何のため?などのギモンにお答えしていきます。

 

カランコエの場合、切り戻しには大きく分けて「2つの目的」があります

・ひとつは形をきれいに整えるため。
・もうひとつは花をたくさん咲かせるためです。

今回は切り戻し・挿し木のタイミングに絞って書いていきたいと思いますね☆

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①形を整えるための切り戻しとは?

室内で育てやすく、ポピュラーな鉢花であるカランコエ。何年も育てている家庭も多いと思いますが、よく見ると売っていた時の姿とは変わってしまってはいないでしょうか?

 

茎ばかりが伸びてしまって頭でっかちになり、ひっくり返りそうになっていたり。片側だけが伸びてバランスが悪くなっていたり。

 

そうならないようにするには、伸びてしまった枝を切ることです。切ったところから脇芽が増え、こんもりした形になっていきます。これは、しなければ育たないというものではありませんが「きれいな形をキープする」ためには大切なことです。

 

切り戻すタイミングは?

花が咲いた後の枝はぐんと伸びていることが多く、長年そのままにしていると形が乱れてきます。1〜2年に一度、花が終わってきたくらいのタイミングで大きめに切り戻しましょう。「植え替えのタイミングと合わせる」のもいいですね。

 

花が終わるのは春から夏にかけて。この時期を逃すと、新しくできた次の花芽も一緒に切ってしまうことになります。もったいないので注意しましょう!

切り戻しの場所は?

切った場所から枝分かれするように新芽が伸びます。「全体のバランス」をみてととのえましょう。葉の付いているすぐ上で切れば、ムダな茎が残らずスッキリ見えますよ。

 

伸び放題で茎がむき出しになっているような場合、思い切って根元近くからバッサリ切ってしまうのもひとつの手です。元気な株であれば丸坊主になってしまっても新芽が出てきますし、切った方は挿し木に使えます。

 

また、切った方がいいものに「徒長枝」というのがあります。不自然にヒョロっと長く伸びた枝です。

 

こちらはカランコエの画像ではないですが、色が変わって無駄に伸びているのが「徒長」。こんなイメージですね。

ヒョロヒョロ伸びるのは元気な証拠?徒長って?

短期間で茎が伸びてくると、元気なんだな〜と安心しがちですが、ちょっと待って!葉と葉の間が空いていたり、全体のバランスが崩れたようにヒョロっと伸びていたら、それは「徒長」かもしれません。

 

徒長というのは、ムダに伸びすぎている、ということ。一番大きな原因は日照不足です。「もうちょっと伸びれば光が当たるかも‥」とムリして茎を伸ばし、結局は虚弱な枝になってしまうという現象です。

 

特に「冬の室内」では、暖かいので成長期と勘違いして光を求め、徒長しやすくなります。また、水や肥料のやりすぎで徒長することもあります。徒長した枝は見た目がよくないだけでなく、弱いので病気や虫がつきやすくなります。

 

いい環境にととのえてあげた上で、株元から切り戻しましょう。

 

【②花付きをよくするための切り戻し】

切ったところで枝分かれして新芽が増える、と先ほどお伝えしましたね。カランコエの花は新しい枝に咲くので、新芽が増えれば花も増えるんです。

 

夏になると古い花が終わり、新芽が伸びてきます。「そのタイミングで新芽をカット!」1〜2cmでも大丈夫です。脇芽が増えて花の数も多くなります

 


管理人が「リクガメのロンT&パーカー作ってみた!」

やり方は、形を整えるための切り戻し方と同じ。枝が増えてほしいな〜と思う位置でカットします。これを毎夏していれば、形も大きく乱れることはないでしょう。

 

 

挿し木はどんなものがいいの?タイミングは?

切り戻した枝は挿し木にすれば一石二鳥♪カランコエは特に挿し木の成功率が高い植物でもあります。

 

時期は暑すぎも寒すぎもしない、春か秋が適しています。切り戻しを5月ごろにして、そのまま挿し木にすると花のスケジュール的にもちょうどいいですね。挿し穂にする茎は、5〜10cm程度だとグラつきにくく挿しやすいです。

 

細かめの、水はけの良い土(多肉植物用の培養土でOK)に割り箸などで穴を開け、そっと挿します。この時、下の方の葉は土に触れないように取ってしまいましょう。葉が濡れて腐るのを防げます。

 

切り戻し&挿し木後のお手入れは?

切り戻し後は、カランコエもちょっと体力が落ちてます。過ごしやすい場所で休ませてあげましょう。

 

直射日光が当たらない、明るい場所が理想です。水やりは基本どおり、乾かし気味に。挿し木をした後、根がしっかりつく1ヶ月くらいの間も同じように管理しましょう。

 

カランコエの切り戻し(剪定)・挿し木まとめ☆

それでは、カランコエの切り戻しと挿し木についてまとめてみます。

 

①切り戻すことで形がととのって、花もたくさん咲く!

切る時期は春から夏。次の花芽ができる前に!

③切った枝をそのまま挿し木にすれば、もっと増やせる

 

手がかからないだけに、放置してビヨンビヨンに伸びてしまいがちなカランコエ。切り戻しで美しくよみがえらせてあげましょう!挿し木もとってもカンタンなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

 
 
 
 

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