リクガメ 餌栽培

【カランコエの育て方】室内で育てる・花が咲かない?注意点4つ!

2018/11/01


管理人が「リクガメのロンT&パーカー作ってみた!」

 

カランコエに関するお悩みで結構多いのが、買った次の年から花が咲かないというもの。室内で育てる方もけっこういると思うのですが何故花がさかないのでしょう。

 

もっともカランコエは花というよりも「観葉植物」という感覚で育てるのが気持ち的にも楽ですね。それにはカランコエのある性質が関わっているんです。それは、「短日性」というもの。今回はそれらを含めて注意点などについて書いていきます☆

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短日性って?

あまり聞き慣れない言葉ですよね。ざっくりいうと、秋になって日が短くならないと花が咲かない性質です。

 

カランコエ以外では、秋に咲く「菊やコスモス、稲」も短日性です。日照時間が短くなって来たことで、「秋だ!咲こう。」と判断しているんですね。

 

 

お店で一年中咲いているわけ

短日性のカランコエ、自然な開花期は1〜5月です。でも最近では一年中花屋さんで売っていますよね?これは、生産農家さんの「開花技術の粋」がつまっているのです。

 

例えば9月ごろに店頭に並べたい場合。

7月ごろから涼しい高地(山)で育てて、夕方には真っ暗になるよう遮光します。本来なら暑いし遅くまで明るい時期に、今は秋だよ〜と勘違いさせるわけです。これを「短日処理」といいます。

 

無事に花芽をつけたカランコエは、山から下ろされお店へ、お家へ。時差ボケのようなものがあるのかどうかは、カランコエにしか分かりませんが‥^^;

 

 

お家(室内)で咲かないのは?

室内で育てる場合、花が咲かない・少ないのは照明のせいかもしれません。夜になっても電気が煌々とついていると、カランコエは花を咲かせるタイミングを見失ってしまいます。

 

花芽をつけるのに必要な暗い時間は、12時間以上。夕方5時から朝の7時まで、真っ暗にしてあげるといいでしょう。

 

ちなみに、秋以降も寒くなるギリギリまで外で育てるなら、短日処理は必要ありません。

 

 

短日処理をしてみよう!

どうしても気合で「カランコエの花が観たい!」と言う方へ。早速、お家でも短日処理を簡単にするためのの秘密兵器をご紹介します。


管理人が「リクガメのロンT&パーカー作ってみた!」

 

ズバリ!ダンボール!!

‥意外と普通ですか?

 

鉢ごとすっぽり覆えるくらいのダンボールを用意し、夕方にかぶせて朝に外すという生活を30〜40日。(けっこうわがまま娘です^^;)これでカランコエは花芽をつけてくれるはず。結構カンタン?

 

電気をほとんど付けない部屋に移動するという方法もあります。植物によっては、一瞬でも明るくなるとダメなものもありますが、カランコエはそこまで厳密ではないようです。

 

 

「花が咲かない」その他の注意点3つ!?

花が咲かない他の原因もいくつか紹介します。

①日中は明るく

カランコエは基本的に明るいところが好きです。短日処理をしている期間中も、日中は日当たりに出してあげましょう。(なかなかわがままですね^^;)

ダンボールをかぶせたまま放置‥なんてことにならないように注意です!

②気温

花芽をつけやすい気温は11℃〜15℃と低め。10℃以下になると、とたんに花芽がつきにくくなります。

 

自然の開花期は春なので、つぼみがついた後は暖かくしても大丈夫です。逆につぼみの時期に10℃以下に下がってしまうと、咲くのは遅れます。

 

 

③花がら摘み

枯れた花をそのままにしておくと、新しい花がつきづらいだけでなく、水がたまったり蒸れたりして、病気の原因にも。

 

カランコエは花茎にまとまって咲きます。半分以上咲き終わった茎は、つけ根から摘み取るようにしましょう。

 

一年中咲かせたい⁉︎いきなりQ&A☆

Q:「短日は分かった。でも、花屋さんの店頭ではずーっと咲いているのに、うちのは1年に1回しか咲かない。どこかおかしいの?」

 

A:いいえ。そのカランコエは健康です。どんなに技術を駆使して頑張ったとしても、開花は年に2回(春・秋)がせいいっぱい。普通は年に1回です。

 

お店の花は、次々と新しい鉢が入荷して入れ替わっているだけです。毎年がんばって咲いてくれることに感謝して、休ませてあげましょう。

 

先にも触れましたが、観葉植物という感覚で育てるのが良いのかも。花が咲いたらラッキーくらいの感覚ですね^^

 

 
 
 

【カランコエの花が咲かないんだけど?」室内まとめ

年に2回しか開花しないが、それでも気合で咲かせたい!という方へ。室内でカランコエの花を咲かせるコツ・注意点を最後にポイントを絞ってまとめてみます。

 

①カランコエは短日性。夜に照明がついていると花芽がつきにくい!

②ダンボールをかぶせて12時間以上真っ暗にしてあげよう!30〜40日で花芽ができる

③つぼみが確認できるまでは気温も低め(11〜15℃)に。

日中は日当たりに置いてあげよう!

 

要するに「寒すぎないくらいの秋冬を人工的に再現」してあげればいい、ということですね。しくみさえ知っていれば難しくないです。努力と愛情は必要ですが。リクガメさんの餌にする予定ならここまで苦労しなくていいと思いますけどね^^;

 

とにかく、せっかく花が咲くなら、たくさん花を咲かせてあげて下さいね!絶対にインスタ映えしますよ(笑)

 

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