【ポーチュラカの育て方】切り戻しの切る場所は?時期は?
2018/11/01
可愛らしくて丈夫なポーチュラカ。地面を這うようにのびていきますが、育て方が簡単なだけに、放っておくと外側にびろ〜んと広がっていってしまいます。根もとが何もなくて寂しい、なんてことにも。
できればこんもりと、花もたくさん咲かせたいですよね。キレイにたくさん咲かせるために、「切り戻し」のワザを覚えちゃいましょう!
☆この記事の内容です☆
そもそも「切り戻し」って何?
茎を途中で切って、そこから枝分かれさせるやり方です。
そのままでは、1本でひたすら先へ先へとのびていく茎。ポーチュラカは茎の先端に花をつけるので、枝分かれが少ないと自然、花の数も少なくなってしまいます。切ったところで枝分かれさせればさせるほど、株はこんもりと茂り、花の数も多くなるのです。
桃子さんおはよう
うちのポーチュラカ切り戻しをしなかったのでこんなです。 pic.twitter.com/z5MvhAAFhN— soukawa🗻 (@62guchi828) 2018年8月2日
「せっかくのびてきた茎を切るなんてもったいない!」と思うかもしれませんが、そこからまた増えるので大丈夫☆安心して切って下さい。
切り戻しの時期(タイミング)は?
初夏から成長期に入り、葉が7,8枚以上になるまで伸びてきたら、が目安です。定期的に切り戻すとキレイな形を保てます。順調に育っているなら、2〜3週間に1回切り戻しましょう。
花が咲いているときは、一気に切ると花がなくなってしまいます。そう、ポーチュラカは茎の先端に花をつけるんでしたね。それではちょっとさみしいので、半分ずつに分けて行うといいでしょう。
何回切り戻せばいい?
切り戻しの回数は、秋口まで何回でも好みの形になるように繰り返してOK!ただ、あまりペースが速いと花がつくのが間に合わなくなるのでほどほどに。
ポーチュラカ。切り戻し作業できってからうつしかえたやつが元気にお花さかせてる。すごい! pic.twitter.com/eFaOzBDdex
— よもぎ茶 (@yomogitya2525) 2017年7月2日
どこで切ればいいの?超絶簡単!
基本は葉の付いているすぐ上をカットしますが・・・
園芸書などには「1/2のところで」とか「10cm」とか細かい指示が書いてありますが、そんなに難しく考えなくても大丈夫。実際は「どこでもいい!」のです(あまりに地面近くとか先端近くじゃない限りは)。
「切ったところから枝分かれする」とだけ覚えておいて下さい。
その株のバランスをみて、このあたりから枝が増えたらいいかな〜、という箇所で切りましょう。根もとが間延びして寂しくなった場合には、深めにカットするのもいいでしょう。
今日のポーチュラカはピンクと黄色がたくさん咲いてます!下に長く伸びすぎた枝を切り戻し、そこから枝分かれして生えたわき芽が上に向かって伸びています。こうすることによって間延びさせず、より多く花をつけさせることができます😊 pic.twitter.com/iQS8KxLiXj
— つるぎ@10/20こ-12 (@m_tsurugi) 2017年8月21日
切り戻し後の手入れ方法!?
放っておいても大丈夫ですが、少量の液肥をあげると新しい芽が勢い良くのびてきます。でも本来はやせた土地が性に合うポーチュラカですので、くれぐれも肥料のやり過ぎには注意!
切った茎の活用法☆
増やすための切り戻しとはいえ、捨てるにはもったいない‥。大丈夫、いろんな活用法があるのでご紹介します!!
①挿し穂(挿し木)にする
発根率は90%とも言うほど、挿し木がカンタンなポーチュラカ。土に挿してもっと増やしちゃいましょう!
挿し木についての関連記事はこちら☆
>【ポーチュラカの育て方】増やし方・冬越し・挿し芽のコツを紹介!!
②リクガメさんのエサに
切り戻した茎をエサにすれば一石二鳥☆病害虫の心配が少なく、無農薬で育てやすいので安心ですね!
リクガメの餌は他にもこんなものがあります☆
③人間も食べられる!?
ゆでておひたしにしたり、生でサラダやスムージーに入れても。ぬめりがあって美味しく、栄養価が高い食材です。
そしてこれはポーチュラカが食べれると聞いて食べたときの写真です。ふつうにめっちゃうまい #食べれる pic.twitter.com/OywOQiadRB
— うわの空 (@uwanosora1) 2018年10月16日
【ポーチュラカのお味は‥】
近縁種の「スベリヒユ」は古くから畑に生える雑草として知られ、活用されてきました。解毒・消炎に効く漢方薬の材料として、また食用としても。山形の方では煮物や醤油漬けにする食材で、「ヒョウ」としてスーパーでも売られているそうです。
ヒョウのおひたし。積む前、積んだ後、出来たもの pic.twitter.com/msox9Ka5yg
— 雪だるま (@gA8xv0ZA7hrxNaF) 2018年5月2日
スベリヒユとは味が違うのでしょうか?
ポーチュラカは和名が「ハナスベリヒユ」。スベリヒユの方は、野生種だけあって酸味が強いのだそうです。対してポーチュラカは、酸味が薄く食べやすいアッサリ味。
また、ポーチュラカの中でも花の色によって酸味がビミョーに異なるのだそう。食べ比べをするのも楽しそうですね♪
【ポーチュラカの切り戻し方まとめ!】
それでは、切り戻しの大事なポイントについてまとめていきます!
①そのまま伸ばしていてはもったいない!切ったらそこから増える♪
②形もキレイになるので、気に入るまで何回もやろう!
③切った茎も有効活用できる!
大事に育てた花を切るのって、ちょっと勇気が入りますよね。でも手をかけてあげれば花はこたえてくれます!思い切って切り戻しに挑戦してみてくださいね☆
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