カメのヘルペスは感染力がヤバイ！？飼主がやれること5つ！
リクガメのヘルペスは感染力が凄い、多頭飼い注意という記事です。こんにちは、皆さん。今回は、ペットとして人気のあるカメの健康管理についてお話ししたいと思います。特に、カメが感染することがある「ヘルペスウイルス病」についてご紹介します。
カメの飼い主の方々は、この病気について正しい知識を持ち、対策を取ることが大切です。
☆この記事の内容です☆
カメのヘルペスウイルス病とは？
ヘルペスウイルス病は、カメに感染するヘルペスウイルスによって引き起こされる病気です。感染は「他の感染したカメとの接触」や「環境から広がる」ことがあります。また、カメの免疫力が低下したり、ストレスを感じたりすると感染しやすくなります。
「2003年の4月に当研究所において、突発的に何らかのウイルスが原因と思われる疾病が、飼育下のホルスフィールドリクガメに発生しました。
突発的な発病で、原因もはっきりしません。しかし、感染力は非常に強く、次々に古くから飼育している個体に感染を広げ、飼育中のホルスフィールドリクガメ8頭のうち5頭が発病してしまいました。5頭は、もう何年も他の個体との接触もなく、非常に安定した健康状態を保っていました。
感染した5頭のうち4頭は1～2ヶ月におよぶ病院での入院治療により回復できましたが、1頭は、入院治療にもかかわらず、助けることができませんでした。」
【引用】https://onl.bz/ebxwUa2
ヘルペスウイルス病の症状は、「呼吸器系の問題（ヒュー、ヒューの呼吸）」や「目の炎症」「皮膚の異常」「食欲不振」などが現れます。原因は
・感染した亀に接触した。
・感染した亀の糞や尿に触れた。
・感染した亀と同じ水槽（水生カメ）。
・感染した亀の餌に触れた。
などでしょう。重症化すると命に関わることもあるので、早期の発見と適切な対策が重要です。では、カメの健康管理におけるヘルペスウイルス病の対策方法をご紹介しましょう。
1.清潔な環境を保つ:
カメの飼育環境は清潔に保つことが大切です。定期的な掃除や消毒を行い、カメが清潔な環境で生活できるようにしましょう。排泄したらすぐに発見し、「掃除できるレイアウト、環境作り」を心掛けてください。
２.カメのストレスを軽減する:
カメはストレスを感じると免疫力が低下し、感染しやすくなります。静かな場所を提供し、適切な温度と湿度を保つことでストレスを軽減しましょう。
もちろん、「隠れ家を作る」「日光浴などをする」機会を作ってあげてくださいね＾＾
3.新しいカメの検疫:
カメさんを新たに導入する際には、他のカメから感染を広げないために、検疫期間を設けることが重要です。検疫期間中は新しいカメを他のカメと分離し、病気の兆候がないかを観察しましょう。
逆の場合もあります。元々飼っているカメさんが感染している場合の可能性もあります。新しいカメさんにも感染しないように気をつけましょう。
4.獣医師の定期的検診:
当たり前なのですが、定期的な獣医師の検診はカメの健康管理において欠かせません。定期的な健康診断を受けることで、早期の病気の発見や予防策のアドバイスを受けることができます。獣医師はヘルペスウイルス病の兆候を見逃さず、必要な処置や治療方法を提案してくれます。
症状が軽いうちに早期発見し、隔離すれば大事には至らないですので。
5.飼い主も「感染予防のための衛生対策」:
これも当たり前なのですが、動物を触わったり、メンテしたら手を洗う。リクガメのヘルペスが人に感染するという情報は無いのですが、病気というものは未知なのでどこからくるかわからないですから。
もちろん、カメのケージや餌皿、水容器などの消毒を定期的に行いましょう。感染を広げるリスクを最小限に抑えるために、衛生対策を徹底しましょう。
まとめ
ヘルペスウイルス病はカメにとって重篤な病気ですが、適切な対策を取ることで予防や管理が可能です。定期的な獣医師の診断や健康管理、衛生対策の徹底を心掛けることで、カメの健康を守ることができます。
1.排泄を発見し、清掃しやすいレイアウト作りが大切！
2.カメのストレスのためにできることをもう一度見つめる！
3.新しいカメを仲間にするときは隔離期間をおく！
4.定期検診で早期発見！早期治療で大事を防ぐ！
カメを飼育する皆さんは、ヘルペスウイルス病に関する情報を正しく理解し、適切な対策を実施することで、カメの健康と幸福を。愛しいペットのために、日々のケアを怠らずに行いましょう。それでは健康なカメとの素晴らしいスローライフを♬
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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