リクガメのビタミンA不足（欠乏症）の兆候４つを見逃がすな！
リクガメのビタミンA欠乏症についての記事です。リクガメさんが最近「目（まぶた）が腫れている」「目が赤い」「目ヤニ」「目を開かない」「むくみ」などの症状はありませんか？
私たちは皆、亀が健康で幸せでいてほしいと願っていますよね？目になんらかの症状がある場合はビタミンAに問題がある可能性が高いです。今回は、このリクガメに対する兆候、症状、対策を考えていきたいと思います。
☆この記事の内容です☆
リクガメのビタミンA不足で起こりえる４つの症状！？
特に多いケースを紹介していきます。様々なケースがあるので、当てはまらない場合は早急にドクターのところに行ってくださいね。
１．リクガメの「目が変？病気？」目の問題に注意！
リクガメの目が腫れて、赤くて刺激されている姿。それはビタミンA不足の兆候かもしれません。結膜炎やドライアイは、ビタミンAが不足することでリクガメだけではなく人間も直面する一般的な問題です。分泌物（涙）やかさぶたの形成（目ヤニ）にも注意が必要です！
この段階で（軽度、中等度）発見してドクターに見てもらえば、まだ間に合います。しっかり、治療して助言を聞き、飼育環境を見直してくださいね。
２．呼吸は大丈夫に！？「呼吸器の問題」と「ビタミンA不足」
ビタミンAの不足は、リクガメの呼吸器系に間接的に影響を与える可能性があります。「ビタミンA欠乏」→「免疫力低下」→「感染症にかかる」の流れです。「鼻炎、甲羅の感染」から「肺に感染」というケースもあるようです。感染が感染を呼ぶイメージです。
「ゼーゼーする呼吸」「鼻からの分泌物」「口を開けたままの呼吸」「一般的な無気力さ」などに注意してください。この段階まで（重度）まで気づかないでいると命の危険が迫っています。即動物病院へ行ってください。
３．肌（皮膚）は平気？「皮膚の異常」と「異常な脱皮」
ビタミンAは皮膚の粘膜を作る役割を持っています。もちろん、この成分不足だけではないが、ビタミン不足がリクガメの皮膚の異常を引き起こす可能性はあります。脱皮不全もそうです。
脱皮不全は「極度な乾燥」からくるものも有りますので、リクガメの水分摂取・水入れ・加湿などを見直す必要があります。
４．ちゃんと成長しているか？「成長と発達の問題」
もし亀が思ったように成長しないと感じたら、それはビタミンA不足のせいかもしれません。ビタミンAが不足している場合は、成長が遅れ、骨の異常が起こる可能性があります。
免疫力をアップのためにやってみる３つこと！
冒頭や前述で触れた「目（まぶた）が腫れている」「目が赤い」「感染が感染を呼ぶ」「むくみ」というのは結局は「免疫力の低下」が問題です。
１．栄養の偏りを直す！
ビタミンAは、亀の免疫システムにとってまさにスーパーヒーローのような存在です。十分な量がないと免疫力が弱まります。それによって感染症や疾病のリスクが高まります。がしかし、一概にビタミンAだけの問題ではないとも言えます。肝心なのは「栄養のバランス・飼育環境」こそが重要です。
２．日光浴をさせているか？（飼育環境見直し）
３．ビタミンAを多く含む野菜・果物（フルーツ）を意識する。
結局のところ、感染症になってしまったら、自然に治るのを待つのではなく、炎症を抑える薬が必要なので迷わずドクターのところに行ってください。
まとめ
今回はビタミンA欠乏の意味と対策などを紹介してみました。リクガメさんの異常に早く気付くことも大切になってきます。
1.症状に早く気付いて対応するべし！
2.飼育環境が乱れてないかを見直す！
3.感染したら自然治癒は諦め、即獣医へ！
イメージしてみてください。どんな環境ならリクガメは幸せか？リクガメの「幸せで健康」はどんな環境か？をもう一度考えてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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