リクガメのトイレのしつけで飼育者ができること４つ！？
リクガメはトイレのしつけができるのか？という記事です。 家にカメを迎えることは、楽しく興味深い経験になります。大変なこともありますが、飼育・生き物を通してたくさんのことを学べてそれもまた楽しいですね。
リクガメのケアで大変な一つは、「適切なトイレのしつけ」です。この記事では、カメのトイレの習慣をしっかりと理解するために、細かいポイントを掘り下げて考えてみます。あくまで私的４選です。それでは早速行ってみましょう！
☆この記事の内容です☆
リクガメのトイレの「しつけと対策」
結論から申し上げると、リクガメは「トイレという認識」は無いです＾＾；リクガメって、自分のウンチっていう認識もない。平気で踏んずけて、はいずり周ります。飼い主側がリクガメさん側に「寄り添うこと」が前提で飼育することです。
飼い主が考えることは「しつけできないはわかっている。あとはどうやってリクガメを衛生的で清潔な環境で過ごさせてあげるか」ということに尽きると思います。私的に思った４つの考え方を紹介していきます。参考までに。
１．メンテナンスしやすい環境になってる？
「目の届く範囲のケージにする」→「清潔にキープしやすくなる」→「病気を防ぐ」。生活空間を清潔に保ち、ばい菌が広がるのを防ぐということですね。それに、掃除の手間も軽減できる環境作りは飼い主にとっても良いですね。
家の中で放し飼いは私的におすすめしません。だって、どこにウンチ（排泄）しているかわからないですから。放し飼いする方はメンテナンスの大変さを覚悟すること！夏は散歩の意味で、見失わない程度に外に出すのも有りです。ウンチも庭の雑草の肥やしになるでしょうが。
２．まずトイレエリアがどこか知ろう！？
カメがウンチをする特別な場所を知ることが大切。「この場所でよくする」「朝ご飯食べた後、よくここでする」「日光浴の後、ここでする」という場所をよく観察して知っておこう。
ひょっとしたら、水浴びしながらする個体だっているかもしれません。それがウンチのスイッチです。人間でも「朝コーヒーを飲んでから会社に着くと何故かでる」という方も結構いらっしゃいます。リクガメさんもそれがわかれば、メンテする時にその場所だけフォーカスできて楽ですから。
３．「規則正しい生活サイクル」を作ってあげる。
リクガメに限らず、1日の流れとして『サイクルを決める』と、生理的現象にも規則性が見られるのだと思います。「朝ご飯→水飲み→日光浴→ウンチ」みたいな流れを作る。決まった時間を意識してルーティンを作ってあげてください。
爬虫類を躾けるのは無理なので、このように「管理面のルーティンを固定」する事で、飼い主側で「排泄サイクルを多少なり操作」することは可能なはずです。サイクルを見つけるまで大変ですが、叱ったり罰したりせず、正しい場所に誘導して、上手くいった時は褒めてあげてくださいね＾＾
４．「水分補給」と「美味しいごはん」:
そもそも「上手くウンチ」がでる食生活を送ってるか？カメに限らず、人間も食生活が崩れると生理現象も崩れますよね？カメの排泄には水分補給が重要です。いつも新鮮な水を用意してあげてください。
食べ物に関しては、食物繊維とカルシウムがバランス良く含まれた食事が消化を助け、スムーズな排泄を促します。（餌についてに全記事）
以上の４つの考えを書いていきました。しかし、ここに紹介した以外の工夫をしている飼育者さんはたくさんいらっしゃいます。それもまたその飼い主さんの１つの「愛のカタチ」です。紹介した４つで上手くいくケースもあれば、もう一工夫するケースも必要になってくるでしょう。
そうなったら、リクガメさんへの自分だけの「愛のカタチ」を見つけてあがましょうね。
トイレのしつけは人間も・・大変ですよね？
人間の赤ちゃんだって、勝手にトイレいくまでにどれほどの時間と労力が必要か・・・。どんな生き物もそうですが、トイレをしつけるには時間と忍耐が必要です。
リクガメさんだって、自然の中で暮らしているのが一番良いわけです。変な話、勝手に知らない土地に連れてこられて、囲いの中に入れられて、決まった生活させられて・・・。それだけで大変なので、一緒にゆっくりと楽しく生活しながら見守ってあげましょうね♬
まとめ
今回はリクガメにトイレのしつけをするの簡単ではないということがわかりました。トイレのしつけは、「楽しく規則正しく」が大切。清潔さを保ち、快適な場所を用意し、良い行動を促進しよう。
1.メンテしやすい飼育範囲を作る！
2.よく排泄する場所を知っておく！
3.規則正しい生活サイクルを人為的に作ってあげる！
4.健康なウンチができる環境・食事を見直す！
カメとの素敵な関係を築くために、幸せで健康な環境を作りましょう。カメのトイレのお手伝いを始めて、カメとの素晴らしいスローライフを楽しみましょう♪
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