リクガメの飼い方。初心者の注意すべき点はこちら!!
2018/04/02
☆この記事の内容です☆
初めてのリクガメ。飼育方法や注意点とは?
珍獣ブームの昨今、リクガメをペットとして飼っている人も珍しくなくなってきましたね。リクガメの飼育は難しいと言われていますが、種類によっては初心者でも飼えるリクガメもおり、一人暮らしで飼育している人も多いようです。
【画像引用元https://www.pakutaso.com/(ぱくたそ)】
日向ぼっこをしている姿に癒されたり、犬のように一緒に散歩に出掛けたりとリクガメライフを満喫する飼い主さんを見て、自分も飼ってみたいと思う人もいるのではないでしょうか。今回は、リクガメ初心者さんがリクガメを飼育する際の注意点などをまとめてみました。ご参考になれば幸いです。
初心者向けのリクガメとは?
初心者が最も飼いやすいと言われるリクガメはヘルマンリクガメです。飼いやすさの理由は、まず小柄なことです。大きくなっても20㎝程度なので、広いスペースが必要ありません。そして、湿度や温度管理がさほど難しくないこと。
(画像引用元 https://goo.gl/u2GGOq)
リクガメは温度や湿度の管理が最も重要なのですが、ヘルマンリクガメは日本の気候に順応しやすいのです。また、丈夫で食欲旺盛なところも飼いやすさの秘密のようです。
リクガメを飼う際に必要な準備は?
リクガメを飼育する際に用意しておかなければならないものがあります。
必要なものは以下の通りです。
- ケージ
水槽でも良いですが、爬虫類用のケージの方が通気性も良いですし手入れもしやすいためお勧めです。ケージ゙の大きさはリクガメのサイズや活動量にもよりますが、人気のヘルマンリクガメのような小型リクガメでも最低90㎝の広さが必要です。
- 保温球
ケージ全体を暖めるために使用します。
- 紫外線ライト
太陽の代わりに紫外線を出すことでリクガメの健康を守ります。
- バスキングライト
部屋の一部を高温にするために使用します。ホットスポットとも呼ばれています。
- サーモスタット、湿度温度計
ケージ内の温度や湿度を管理するために必要なものです。
- 床材
下に敷くものです。様々な種類があり、リクガメの種類によって床材も変わってきますが、赤玉土と他の床材をブレンドして使われることが多いようです。
- シェルター
リクガメが隠れる場所です。特に迎えて間もない、環境に慣れない内は必要になります。
- エサ入れ、水入れ
リクガメがひっくり返さないような入れ物にして下さい。大きさはリクガメの体が入るものを選んで下さい。
- 餌
そのリクガメに合った餌をお店の人に聞いてみましょう。
画像引用元http://www.ashinari.com/(足成)
リクガメを飼う際の4つの注意点!!
【4つの注意点とは?】
1.リクガメを飼う時に最も重要なのが温度と湿度の管理です。リクガメの種類によって好む温度も湿度も違うので、飼う前にきちんと調べておきましょう。
2.ケージに入れず、室内で放し飼いにしたいという人もいますが、温度と湿度をリクガメに合わせるのはとても難しく(室温は30度前後が望ましいとされます)、糞尿の片付けもとても大変です。また、異物誤飲の恐れもあることから、たまに室内を散歩させる程度にしておき、基本はケージで飼うことをお勧めします。
3.リクガメも餌を与え過ぎると肥満になります。基本は草や野菜を与え、果物はおやつ程度に。市販のリクガメ用フードは栄養価が高すぎるため与え過ぎに注意して下さい。
4.リクガメが病気や怪我をした際に診てもらえる病院をきちんと探しておきましょう。犬や猫と違って簡単に見つかるものではありません。飼う前にきちんと調べておいて下さい。
リクガメ飼育初心者まとめ!!
リクガメはとても長生きです。もちろん、大きさによって寿命なども変わってきますが、一般的に20~30年は生きると言われています。可愛いだけで安易に飼えるものではなく、本当に飼えるのかよく考えましょう。また、自分に何かあった時に代わりに飼ってくれる人を見つけておくことも大切です。
リクガメが健康で長生きが出来る環境を作って、楽しいペットライフをお過ごし下さいね。
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