リクガメのケージの大きさはどれくらいが良いのか?
2018/10/29
リクガメを飼育する時に必要になるのがケージです。でも、どんなケージでも良いというわけではありません!
ケージにも様々なサイズがあり、その子にあった大きさを選んであげる必要があります。ではケージの選び方とは?
☆この記事の内容です☆
ケージの大きさはどう選んだらいいの?
ケージの大きさは、リクガメがどの程度の大きさまで成長するのかを把握したうえで選ぶことが大切です。
画像引用元:https://blog.goo.ne.jp/i0560999/c/9b1ed7251451616d...
ケージを選ぶ一つの基準として、リクガメ専門ショップ トータス・スタイルさんのサイトに以下のことが書かれていました。
大体の目安でケージ幅と奥行きを足して甲長の約10倍以上あった方が良いでしょう。 例えば甲長10cmある個体には10cm×10=100cm以上必要です。 ケージ幅60cm+奥行45cm=105cmでしたらぎりぎりですが 同じケージ幅60cm+奥行30cm=90cmなので狭いと思って下さい。
トータス・スタイルさんのサイトより引用
ケージの大きさは、種類や活動量などによっても変わってきますが、20㎝前後のリクガメで90~120㎝程度の大きさが必要とされます。「亀なんだし、そんなに広いケージじゃなくても良いんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。
確かに亀ってあまり動かないイメージがありますよね。でも、リクガメは活動的な子が多いんですよ~(^^;)なので運動スペースは必須!
しかし、リクガメのケージには、水入れやシェルターなどが置かれるため、プラス運動スペースを確保しようとすればそれなりの広いケージが必要になるというわけです。
また、ケージの中で温度の高い場所(ホットスポット)と低い場所も作ってあげる必要があるんですよ。リクガメさんは変温動物なので体温調節が苦手です。だから人工的にケージ内に温度差を作るという温度管理が必要なんです。
というわけで、リクガメのケージは、運動スペースと温度差をつくることを考えて大きさを選びたいですね(^_^)
画像引用元:http://blog.livedoor.jp/aokiyysk05061018/archives/...
大きすぎるのも問題?
ケージは、大きければ大きいほど良いかと言われるとそうでもなく、実は大きすぎるもの問題があります。それでは、ケージが大きすぎる場合と小さすぎる場合の問題点を見てみましょう(^o^)
まず、ケージが小さすぎる場合は?
・温度差を作りにくい
・運動スペースが足りず、リクガメにストレスがたまる
こちらは上記でお伝えした通り、狭いとリクガメが動くスペースが確保できない上に、温度勾配をつくることも難しくなるという問題点が挙げられます。
それでは、大きすぎるケージの問題点とはなんでしょうか?
ケージが大きすぎる場合は?
・温度、湿度を一定に保つのが難しくなる
そう!大き過ぎるケージで一番問題になるのが温度管理です。大きすぎるケージは保温効率も悪くなっちゃいますからね(^^;)そして保温効率が悪いと電気代にも影響してきますよね!また、大きすぎるケージは当然ながら掃除も大変になります。
と、いうわけで上記の理由からケージは大きすぎても小さすぎても問題が出てきます。できるだけちょうど良い大きさのものを選んであげたいですね。
画像引用元:https://blog.goo.ne.jp/i0560999/e/4b0c42df70c96cd2...
大きくなったら自作もあり!
もともと成長を見越してケージを購入する人がほとんどですが、なかには子ガメさんの間は小さなケージで飼育し、大きくなったら買い換えたり、自作するという人もいるようですね(^o^)
自作ケージは大きさもレイアウトも自由自在のため、手頃な大きさのケージがない場合にお勧めです!自作するためには工具などを用意する必要があるため、初期費用は多少かかりますが、それでも何度もケージを買い換えることを考えたら、コストダウン間違いなしです。
画像引用元:http://harumakiii.blog.fc2.com/blog-entry-222.html
自作ケージは難しそうに思いますが、意外とそうでもないようで、初めてDIYに挑戦したという女性が多数、自作ケージを作っています^^
自作ケージに興味がある人は当ブログ、リクガメ ケージ 自作(手作り)&設計図を紹介!! も是非ご覧ください。
自作ケージに必要な材料や設計図の描き方などが書かれているので、ケージ作りの参考になると思います(^o^)
リクガメのケージの大きさまとめ☆
ケージの大きさに迷ったら、ペットショップの店員さんに相談してみたり、実際に飼育している人のブログなどを参考にすると良いかもしれませんね^^
それでは今回の記事の要点をサラッとまとめましょう!
①ケージの大きさは、リクガメの運動スペースが確保出来るか、温度勾配がつけられるかを考えて選ぶと良い。
②大きすぎるケージは、温度調節が難しくなるというデメリットがある。
③手頃な大きさのケージがない場合は、自作するという方法もアリ!
たかがケージ、されどケージ、可愛いリクガメさんにぴったりのお城を見つけてあげましょう^^
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