リクガメ 飼育

リクガメを飼育する上で必要なライトとは?ライトの違いを把握しておこう!

2018/11/19


管理人が「リクガメのロンT&パーカー作ってみた!」

 

ライトは、リクガメを飼育するために無くてはならない物ですね。しかし、一口にライトと言ってもその種類は様々で、特にリクガメ飼いの初心者さんは頭がごちゃごちゃになることがあるかもしれません。

画像引用:https://goo.gl/q6QdN3

 

そこで今回は、リクガメに必要なライトの種類とその意味をまとめてみました。リクガメ飼育のご参考になれば幸いです!

 

スポンサーリンク

 

ライトの意味と使用方法☆

リクガメに必要なライトは 主に紫外線ライト、バスキングライト、保温球3つです。それではそれぞれの意味を見ていきましょう!

 

①太陽の代わりに紫外線を供給する 紫外線ライト

紫外線ライトとは、文字通りリクガメに紫外線を照射するためのライトです。バスキングライトと合わせて使うことで太陽の役割を果たします

 

リクガメを含む多くの爬虫類は、紫外線からビタミンD3(骨を丈夫にしてくれるビタミン)を生成しています。

 

ビタミンD3はカルシウムを吸収するためになくてはならないもので、通常は日光浴により作られます。しかし、室内飼育のリクガメは太陽にあたることが不十分になるため、太陽の代わりに紫外線ライトを使用します。

 

ライトの何ワットかはケージの大きさにより異なります。森林に生息するリクガメ用、砂漠に生息するものと2種類があります。

 

度数(紫外線の強さ)はリクガメの種類によって変わってくるため、お店の人に相談してから購入しましょう。

 


ビバリア 紫外線ランプ スパイラルUVB フォレスト 26W

 

これは要するに、リクガメの生息する環境に近い紫外線の量と捉えてください。自分の狙っているリクガメに合わせてより良い環境を作ってあげましょうね♪


ビバリア 紫外線ランプ スパイラルUVB デザート 26W

 

②日光浴をさせるためのライト バスキングライト

バスキングライトとは、紫外線ライトと合わせて使うことで、太陽の役割を果たします。光と熱によりケージの一部を集中的に暖めることで、リクガメが日光浴をする場所(ホットスポット)を作ります。

 

ホットスポットの温度は大体30℃前後を目安にします。何ワットかはケージの大きさによって選びましょう!

 

 

③ケージ全体を暖める 保温球

一か所を集中的に暖めるバスキングライトとは異なり、保温球は、ケージ全体をリクガメが生活するのに必要な温度にするために使用します。

 

また、バスキングライトが日中のみであるのに対し、保温球は24時間付けておく必要があります。

 

設定温度は、リクガメの種類によって変わってきますが、日中は温度を高めに、夜間は低めに設定する事で昼夜の温度差をつけます。

 

その際、温度調節をするために必ずサーモスタットを接続して使用します。保温球には、昼夜併用タイプの赤外線球、セラミック球などの種類があり、それぞれメリットもあればデメリットもあります。

 

こちらもケージの広さや季節によってワット数を調節してあげましょう。別途クリップホルダーも必要になるのでお忘れなく!!

 


管理人が「リクガメのロンT&パーカー作ってみた!」

 

クリップホルダー


Motina 110V E-27 クリップスタンド スイッチ付き 爬虫類用照明器具専用 説明書付き

 

とはいえ、ケージ自体を温めるのであれば、見た目にこだわらなければライトにこだわらなくてもできます。「パネルヒーター」でもいいかと思います。

 

最終兵器!?これ1つで2役!!

ライトがいっぱいあって大変。紫外線+バスキングライトの2役を担うライトもあります。少し値段がはりますが、それだけ効果もあります☆

 

これ商品画像では「紫外線+保温」となってますが、いわゆるこれは「パスキング」の意味。つまりは「紫外線+バスキング」の2役です。なのであとはケージ全体を温める「保温球」か「パネルヒーター」などで管理すればおOKです。

 

80wと100wありますが、ケージの広さによります。ケージ幅60cmタイプ→80w。幅90cmタイプ→100wといった流れでしょうか。

 

 

 狭いケージでもハイパーサン80wであれば十分使えます。というよりはじめて水銀灯を使った時、ハイパーサン80wを選択したのですが、90cmケージでは全然熱量が足りず補助を入れました。

ライトを使用する際の注意事項!!

 

【ガラス蓋に注意】

紫外線はガラスに吸収されてしまうため、ガラス蓋の上から紫外線ライトを照射しても効果がありません。必ず直接ライトが当たるようにして下さい。

 

【火傷に注意】

ライトを近づけ過ぎるとリクガメが火傷をする恐れがあります。必ず距離を保ってライトをあてるようにして下さい。

 

【ライトは早めに交換しよう】

ライトの交換目安は半年~1年と言われています。まだ使えそうに見えても、紫外線の照射が弱くなっている場合もあるため、早めに交換することが推奨されています。

 

画像引用:https://goo.gl/Ed6wfP

 

まとめ

リクガメに必要なライト、それぞれの役割をお分かり頂けたでしょうか。何だか色々なライトがあり、こんがらがりそうですよね!

 

購入する際は、ネットの情報や、お店の意見を参考にし、リクガメに合ったライトを見つけてあげて下さい。私は性格的に飼育セットを購入してしまいます^^;

 

 

合わせて読むとよりわかる記事♪

>> リクガメの飼育セット。絶対に押さえておきたいものは?

>> リクガメを飼育する。野外で気を付けたいこと4つ!

>> リクガメの飼育でケージ選びのいろはは?

>> リクガメの飼育で冬に欠かせない物とは?寒さを上手に乗り切ろう!

 

管理人が「リクガメのロンT&パーカー作ってみた!」

-リクガメ 飼育