フトアゴヒゲトカゲの飼育の費用は?レオパと比べてみた!!
フトアゴヒゲトカゲの飼育の費用に関する記事です。フトアゴヒゲトカゲを健康的に飼育するためには様々なグッズを揃える必要があります!
今回は、フトアゴヒゲトカゲの飼育にかかる初期費用や月々にかかるお金などを、ペットとしての人気が高いレオパと比べて考えてみました!
☆この記事の内容です☆
フトアゴヒゲトカゲの飼育費用っていくらかかるの?
フトアゴヒゲトカゲの飼育にかかる初期費用はざっと下記の通りです(#^.^#)
①生体代(ノーマルの場合)
10,000~30,000円くらい
生体代は、フトアゴさんが成長しているほど高額傾向!ちなみに初心者さんは、ある程度大きくなったフトアゴさんの方が育てやすくてオススメですよ!
画像引用元:https://ux.nu/FZfrU
②爬虫類ケージ
・60㎝サイズ 20,000円前後
・90㎝サイズ 30,000円前後
水槽やプラスチックケースなど、ケージにも色々ありますが、やはり爬虫類さんには爬虫類用ケージが使い勝手が良いですよ('ω')ノ当たり前かもしれませんが、サイズが大きいほど値段は高額となります。
60㎝サイズでも飼育は可能性ですが、アダルトになったフトアゴさんの大きさ(40㎝程度)を考えると、できれば90㎝は欲しいところ!
③その他、飼育に必要な設備
・バスキングライト
・紫外線ライト
・ライトスタンド
・保温球や暖突
・パネルヒーター
・サーモスタット
・温度・湿度計
・床材
・餌
などなど。他にも、餌入れや水入れ、隠れ家や岩なども必須ではありませんが、あるとフトアゴさんが喜ぶかもしれませんね。お好みでどうぞ(#^.^#)
画像引用元:https://ux.nu/XfTQw
上記の設備でだいたい30,000円前後です。Amazonのフトアゴヒゲトカゲ飼育セットを参考にしました。
ということで、フトアゴさんを飼育する際にかかる初期費用は、生体代含めて50,000~70,000円程と思って頂けたら良いと思います。
毎月の電気代と餌代はどのくらいかかるの?
フトアゴヒゲトカゲの飼育には、バスキングライトや紫外線ライト、保温球など、適温を保つために様々なライトを使用するため、電気代がかかります。ちなみに電気代はひと月1,000円前後という意見が多いですね★
とはいえ、年中一定の金額というわけではなく、冬は電気代が上がりがちです。寒くなると適温を維持するためにライトのW数も上がりますし使用する保温器具も増えますからね~(*´Д`)
また、餌代も1,000円前後という飼い主さんが多いようです。フトアゴさんは雑食なので、虫以外に野菜や果物など色んなものを食べてくれますよ!しかし、ベビーの頃は虫(コウロギやデュビアなど)を中心とした餌を毎日与える必要があるため、虫を自家繁殖してコスト削減している方も多いようですね!
フトアゴヒゲトカゲの飼育費用はレオパと比べてどう?
飼育費用は、飼育する爬虫類によって大きく変わります。例えば、フトアゴさんと同じく飼いやすさで爆発的人気を誇る、ヒョーモントカゲモドキ、レオパさんの飼育費用と比べてみましょう(*'ω'*)
画像引用元:https://ux.nu/uCqYF
レオパの初期費用はどのくらいかかるの?
レオパの初期費用は、生体代を含め20,000~30,000円くらいが相場です!う~ん、フトアゴさんの飼育費用と比べてずいぶんリーズナブルですよね(羨)レオパの初期費用が安い理由は、フトアゴさんとの性質の違いにあります。
「トカゲモドキ」のレオパさんは、トカゲではなくヤモリの仲間だったりします('◇')ゞそしてヤモリは基本的に夜行性であるため、
・バスキングライト
・紫外線ライト
などの日光浴用ライトが不要になるのです!
バスキングライト、紫外線ライト+ライトスタンドだけで10,000円以上の費用が(一般的な設備費用として)かかるため、日光浴用ライトを必要としないレオパ様の初期費用は、フトアゴさんと比べてかなり安く済むというわけですね。
レオパはケージ代も安く済む?
レオパは成長しても20~25㎝程度(フトアゴは40㎝程度)であるため、ケージのサイズも40㎝くらいの大きさで十分になんですね^^
また、先ほどもお伝えした通り、レオパには、フトアゴヒゲトカゲのようにバスキングライトなどの強い熱を当てる必要がないため、安価なプラスチックケースでも飼育が可能になります。※保温球などを使用する場合は、ある程度耐熱性のあるケージを選ぶ必要があります。
月々の電気代も安い!
レオパの保温器具には、パネルヒーターを使用する飼い主さんが多いようですね^^ですから、月の電気代も遠足のおやつ代程度(200円前後)で済むことがほとんどです♪
食費は(場合によっては)レオパの方が高い?
画像引用元:https://ux.nu/CmtIP
雑食性のフトアゴヒゲトカゲに対し、レオパは(基本的に)昆虫食のため、与える餌はコウロギやミルワームなどがメインとなります。フトアゴ、レオパ、ともにベビーの頃は昆虫食をメインに毎日エサを与える必要があるため、ある程度の食費がかかります。
しかし、成体になれば餌が2~3日おきで良くなるため、両者とも餌代はグッと減りますよ(*´▽`*)
ただ、レオパは成体になっても昆虫メインの食生活は変わらないため(フトアゴさんは雑食なので、成体になれば野菜や人工フードがメインとなり、虫はおやつ程度に与えている飼い主さんが多い)餌用の虫を、ある程度の量ストックしておく必要があります。
自家繁殖はちょっと・・・な方は食費が上がるかも?
もちろん、コウロギやミルワームを自家繁殖できれば、月の食費が0円!という素晴らしいメリットがありますが、世の中そんなツワモノばかりではございません(;^ω^)あまり虫が得意でない人にとって昆虫の自家繁殖はできれば御免こうむりたいものですよね。
となると、生餌や冷凍コウロギなどを定期的に購入する必要があるため、場合によっては雑食の(食の代替が効く)フトアゴヒゲトカゲより食費が高くなる可能性があります。※育てられ方にもよりますが、レオパさんは生餌しか食べない子が多いようですね。
とはいえ、フトアゴさんもレオパさんも、犬や猫など他のペットにかかる飼育費用に比べればと~ってもリーズナブルと言えますよね(*´▽`*)そうそう!フトアゴさんを飼育するうえで、忘れちゃいけないのが医療費!フトアゴさんが病気や怪我をした時にかかる動物病院の費用なども頭の中に入れておいてくださいね!
まとめ
飼育費用は購入する設備によって、かなり差があるため、今回の記事はあくまで一般的な目安と思って頂ければと思います。それでは今回の記事を整理しましょう。
①フトアゴヒゲトカゲを飼育するための諸費用はだいたい50,000~70,000円くらいが相場(生体代によってもかなり変動する)。
②電気代、餌代ともに1000円前後という意見が多い。しかし、電気代は季節によって上下することがあり、餌代は与える餌によって多少異なる。
③フトアゴとレオパとの飼育費用を比べた時、初期費用はバスキングライトや紫外線ライトなどを必要としないレオパの方が安い場合がある。
フトアゴヒゲトカゲを飼育する際は、生体代だけではなく様々な設備にかかる費用もチェックしておきましょう。もちろん最低限の設備でも飼育することは可能ですが、せっかく飼うなら快適な暮らしをさせてあげたいですよね( *´艸`)