フトアゴヒゲトカゲのケージのサイズ。最低~特大サイズまで紹介!
フトアゴヒゲトカゲのケージのサイズについての記事です。フトアゴヒゲトカゲの飼育に適したケージのサイズってどれでしょう?ケージのサイズにも色々あって迷いますよね。
今回は、大小様々なケージをご紹介すると共に、それぞれのメリット・デメリットについて考えます!
☆この記事の内容です☆
フトアゴヒゲトカゲのケージのサイズはこれが正解!
フトアゴヒゲトカゲの飼育は10㎝前後のベビーの時期から始める人が多いと思います。10㎝って、かなり小さいので(はがきの横のサイズと同じ)「30㎝くらいのケージでも飼育できるんじゃない?」と思ってしまう方も(もしかしたら)いるかもしれませんね(;^ω^)
しかし、フトアゴヒゲトカゲの将来的な大きさを考えるとそれは無理があります!
フトアゴさんのケージには60㎝?90㎝?
ベビーの頃は年賀状サイズのフトアゴさんですが、いつまでもその大きさではありません。フトアゴヒゲトカゲの成長はとても早く、数カ月単位で20㎝、30㎝とどんどん大きくなっていき、一年経てば50㎝前後の大きさまで育つことが一般的です。
成体時の大きさから、フトアゴさんの飼育には60㎝または90㎝サイズのケージを使用されることが多いようですね('ω')ノ
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ケージのサイズを60㎝にするか、90㎝にするかは飼い主さんの好みの問題となりますが、ご想像通り、体長50㎝前後のフトアゴさんを60㎝幅のケージで飼育するのは少し窮屈となります。
もちろん奥行の広さによっても多少変わりますが、それでも伸び伸びというワケにはいきませんよね(;^ω^)
90×45㎝が理想的!
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フトアゴさんの大きさから考えるとケージのサイズは90㎝以上あるのが理想的です。まぁまぁ動くトカゲさんなので、運動スペースという面からも広い方が良いですね。奥行も45㎝くらいあると動きやすいのではないでしょうか( *´艸`)
また、ケージがギリギリのサイズの場合、物を置く場所(隠れ家や水入れなど)も限られてしまいますし、物を置くことでフトアゴさんの動くスペースがますます無くなってしまうということにもなりかねません。
レイアウトを楽しみたい!ケージ内に色んなものを置きたい!という場合は、やはり多少広めのケージを選んだ方が良いかもしれませんね(;^ω^)
60サイズのケージにもメリットはある!
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上記のことから「フトアゴヒゲトカゲのケージは最初から90㎝サイズを選んだ方が良い」と、よく言われます。しかし一方で、ベビーのうちは60㎝サイズのケージの方が良いという声があるのも事実!その理由は、温度管理のしやすさにあります(#^.^#)
お部屋が狭いとそれだけ早く温まりますし、保温もしやすいですよね(#^.^#)フトアゴヒゲトカゲの飼育には加温が必須であり、特に体の弱いベビーの時期は温度管理をかなり慎重に行う必要があります。
そのため、ベビーの時期はあえて60㎝サイズのケージで飼育する方も少なくありません。(※一方で、ケージ内の温度が上がりやすくなることや、温度差をつけにくくなるという難点があるため、電球のW数やケージ内のレイアウトをよくよく考える必要はあります!)
とはいえ、ケージの買い替えにはお金がかかるのも事実( ;∀;)そのため成体になったら大きなケージを自作するという飼い主さんも多いようです。
フトアゴヒゲトカゲのケージのサイズで90㎝以上ってあるの?
90㎝よりさらに広いケージが欲しい!という方もみえますよね^^実際、120㎝やそれ以上の特大サイズでフトアゴヒゲトカゲを飼育している方も少なくありません。よく、ケージの大きさに合わせて体も大きくなると言われるので、フトアゴさんを大きく育てたい方には良いですよね♪
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120㎝サイズ以上の特大ケージは通販不可?
しかし、120㎝サイズまではネット通販などでも見かけますが、それ以上の大きさとなると通信販売はされておらず、爬虫類ショップがオリジナルケージとして店頭販売しているケースが多いようですね。
例えば「ハチクラ」でお馴染みの爬虫類倶楽部さんには180㎝サイズのケージが店舗のみとして取り扱われていました(#^.^#)というわけで、120㎝以上のケージが欲しい場合、選択肢は下記の3つになるのではないでしょうか。
①爬虫類ショップのオリジナルケージを店舗で購入する
②専門業者にオリジナルケージを特注する
③ケージを自作する
選択肢は色々あるものの、実際のところ、ビッグなケージはお値段もビッグ(;^ω^)ということで、120㎝以上の特大ケージは自作している方が多いようですね!・・・って、さっきから結局行きつくところが「自作」でスミマセン(笑)
大きなサイズのケージで気を付けたいこと!
120㎝以上の特大サイズのケージは、広々としていることからフトアゴさんも大喜びしてくれそうですね。が、一方で大きすぎるケージには下記のようなデメリットもあります。
・温度管理が難しくなる
・エサ場、水場が分からなくなる可能性がある
広いケージは温度を一定に保つのが難しくなります。特に冬は様々な保温器具やエアコンなどを利用して温度を下げない工夫が必要です。また、広すぎるケージはどこにエサや水があるのかフトアゴさんが分からなくなってしまうこともあるようです(T_T)こちらも対策を考えなければいけません!
逆に言えば特大サイズのケージは、上記のことさえクリアすればフトアゴさんが伸び伸びと暮らせる夢の城となりますよね^^
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フトゴアさんもリクガメさんも飼育のベースは同じです。「大型ケージ」をもっと知りたい方はこちらの関連記事もおすすめです^^
フトアゴヒゲトカゲのケージのサイズ★まとめ
色々なケージのサイズがありますが、やはり様々な事情から90㎝サイズで飼育している方が多いようです。皆さんはどのサイズのケージにされますか?^^それでは今回の記事を整理しましょう。
①フトアゴヒゲトカゲの飼育には60㎝か90㎝サイズのケージが使用されることが多い。
②120㎝以上の特大サイズを手に入れたい場合、ショップで直接購入する、特注する、自作する、という方法がある。
③小さなケージ、特大ケージ、それぞれメリットもあればデメリットもあるため購入前によく検討すること。
ケージのサイズで迷ったら、実際に飼っている人のブログを見たり質問してみるのも良いかもしれませんね^^