フトアゴヒゲトカゲのケージでおすすめは?ケージ無しの放し飼いもありなの!?
フトアゴヒゲトカゲのケージでおすすめを紹介する記事です。ケージはフトアゴヒゲトカゲを飼育する際に必要なものですが、ケージなら何でも良いというわけではありません。
では、フトアゴヒゲトカゲにおすすめのケージとはどんなものでしょうか?ケージ選びに迷う方必見です。
☆この記事の内容です☆
フトアゴヒゲトカゲのケージでおすすめはやっぱりアレ!知っておきたい4つのポイント
冒頭でもお伝えした通り、フトアゴさんのケージは何でも良いというわけではありません。それでは、ケージ選びの具体的なポイントを見ていきましょう!(^^)!
①ケージの大きさがフトアゴさんのサイズに合っていること
生まれて間もないフトアゴさんは10㎝(ハガキ横サイズ)程度の大きさですが、一年経てば40㎝(ペットボトル2本分位の大きさ)前後まで大きくなります。そのため、ベビーのうちは60㎝サイズのケージでも飼育可能ですが、大きくなったら手狭になってしまうため、90㎝以上のケージ飼育が理想とされます。
②耐熱性に優れていること
フトアゴさんの飼育にはライトを使用するため、強い熱にも耐えられるケージを選びましょう。例えば衣装ケースなどプラスチック製のものは熱で溶けてしまう可能性が高いため、フトアゴさんの飼育ケージとしては不向きです。
画像引用元:https://ux.nu/4wBlm
③お世話しやすいこと
フトアゴさんを飼育するうえで、餌やりやフンの始末など、ケージを開ける機会はけっこう多いですよね。そのため、扉の大きさや開閉のしやすさはケージ選びの重要なポイントとなります。
④通気性が良いこと
フトアゴさんはさほど湿度を必要としません。(40~65%前後)あまり湿気が多いとダニやカビの繁殖が心配されるため、通気性の良いケージを使用しましょう。
ということで、フトアゴヒゲトカゲのケージを選ぶ際は上記の4つの点に注意したいですね♪
フトアゴヒゲトカゲにおすすめはやっぱり爬虫類専用ケージ!
画像引用元:https://ux.nu/5ojF0
さて、先ほど挙げた4つのポイントを踏まえたうえで、フトアゴヒゲトカゲの飼育ケージとしておすすめしたいのが爬虫類専用ケージです。爬虫類用ケージにも、ガラス製、アクリル製、木製など様々な種類がありますが、特徴として
・ケージの前面が開くタイプが多く、お世話しやすい
・爬虫類の飼育に必要な設備(ライトなど)が取り付けられるようになっている
など、爬虫類を飼育するのに最適な作りとなっています。前面が開く(観音開きや引き戸)タイプの扉は、フトアゴさんのお世話がしやすいことはもちろん、ストレスを与えないというメリットがあります(フトアゴさんは本能的に上から何かされることを怖がる)
画像引用元:https://ux.nu/51qDJ
また、クリップライト(ライトと一緒に使うクリップ)などが取り付けやすい工夫がされているのも爬虫類用ケージの魅力ですよね^^
フトアゴヒゲトカゲのケージでおすすめの人気ケージはこちら!
爬虫類用ケージ選びに迷ったら、とりあえずみんなが使っている定番のケージをチェックしてみましょう(#^.^#)下記の3つが安定の人気を誇るケージです!
※値段は2019年5月現在です
23,583円(Amazonより)
爬虫類用ケージといえばこちら!というくらいお馴染みのケージです。紹介文に「ヨーロッパ仕様の機能的でデザイン性に優れた」とあるように、ガラス張りのオシャレな見た目に加え、前面フルオープンというお世話のしやすさで大変人気の高い爬虫類飼育用ケージです。
・観音開きでとってもお世話しやすい!
・クリップランプを取り付けられるランプステーが(1つ)付いている!
・脱走防止用のロックが簡単!
などなどメリットいっぱいです。難点は通気性があまり良くないことと、とにかく重いこと!運ぶ時には注意が必要ですよ。
24,500円(みどり商会HPより)
「ピタリ適温」などでお馴染み、みどり商会さんのケージ^^ケージの両横を網やガラスに入れ替えることができるというのがこちらのケージの最大の特徴です。
・ケージ底部にヒーター(別売り)を装着することができる
・保温器具(暖突)が付けやすい
・他のガラスケージに比べて軽い
などのメリットがある人気商品です。こちらのケージで最も有難いのはガラスケージの割に軽く、扱いやすいこと(#^.^#)しかし、引き戸で前面フルオープンにならないのが難点との意見も見られました。
28,400円(Amazonより)
トップテラさんといえば、数少ない120㎝サイズのケージも取り扱っているメーカーです!そんなトップテラさんが誇るケージの特徴は以下の通り!
・前面がスライド式なのでお手入れしやすい
・前面と天井にパンチングメタル(金網みたいなもの)のメッシュプレートが使用されており、通気性が良い上に小さな虫の侵入も防いでくれる
こちらも難点は重いこと!無理すると怪我をするので一人で運ぼうなんて思わないでくださいね(T_T)
爬虫類ケージの特徴はメーカーによって様々です。良い点もあれば難点もあるため、どこに重点を置くかでしっかり吟味して選びましょう!高い買い物ですからね(^^;)
また、市販のもので良いケージが見つからなかった方は、手作りという選択肢もアリかも?(#^.^#)自作ケージについては当サイト リクガメ ケージ一覧 に詳しく書かれています。気になる方はぜひ一度ご覧くださいね。
(ところで)フトアゴヒゲトカゲってケージ無しでも飼えるの❓
上記でさんざんケージ選びのことを書いておきながらって感じですが(;^ω^)でも、放し飼いって憧れる方も多いのではないでしょうか。
画像引用元:https://ux.nu/efcVT
実際、知恵袋などを見ると「放し飼いって可能ですか?」の質問が多数あります。また、「フトアゴ 放し飼い」で検索している方も多いようですね。では実際フトアゴヒゲトカゲを放し飼いするとどんなことが起こるのでしょうか?
理想としては、飼い主さんの膝の上にフトアゴさんが乗ったり、時には一緒に寝たり(*´▽`*)なんてことを想像しちゃいますよね。しかし、現実は・・・
・部屋のあちこちで糞をされる
・温度管理が大変になり電気代も上がる
・ケージに入ってくれなくなる
まぁこんな感じです(^^;)フトアゴさんは犬や猫みたいにトイレを覚えてくれるわけではないのでその辺に排泄します。実際に放し飼いをされている方の多くは糞に悩まされているようですね。
また、部屋が広いとそれだけ温度管理も難しくなり、特に冬はかなり慎重に温度管理をしないと、あっという間に低体温になってしまいます(>_<)
ペットの放し飼いって、とっても楽しそうなイメージがありますが、実際は飼い主さんの手間が増えるばかりか、フトアゴさんにとっても良い環境とは言えません。寂しいかもしれませんが、フトアゴヒゲトカゲという個体を選んで飼う以上は、彼らに適した環境で飼育することが飼い主さんの務めといえます。
多くのフトアゴさんの飼い主さんたちは「お散歩」という形で、数分から数時間程度ケージから出すという方法をとっているようです。放し飼いは難しくても「お散歩」ならお互い楽しい時間を過ごせそうですね(*´▽`*)
画像引用元:https://ux.nu/OQX2x
フトアゴヒゲトカゲのケージでおすすめは?のまとめ★
ケージは、フトアゴさんの飼育セットの中でも一番大きな出費と言えます。買って後悔しないためにも、事前にフトアゴヒゲトカゲの生態をよく調べ、実際にケージを購入した人のレビューやブログなどを見て参考にしましょう。
それでは今回の記事を整理します。
①フトアゴヒゲトカゲの飼育には爬虫類専用ケージがおすすめ。理由は前面に扉があるなど世話をしやすい作りになっているから。
②同じ爬虫類専用ケージでも、メーカーによってメリット、デメリットが異なるため下調べが大切。
③ケージなしの放し飼いは、部屋のあちこちに糞をされてしまううえに温度管理も大変になるので止めた方が良い。散歩という形で少しだけケージから出すという方法がおすすめ。
ケージはフトアゴさんの大切な住まいです。不動産巡りをするつもりで様々なケージを見て比べて下さいね^^